業務概要
Fターム(FI)付与業務の概要
特許公報、実用新案公報、公開特許公報、公開実用新案公報等の明細書を精読、分析して機械検索用技術分類であるFターム(FI)を選択付与する仕事です。(日本語による公報のみ。)
(1) 付与業務とは
公報を精読し、その技術内容、特徴を把握し、付与マニュアルに従って、該当するFターム(FI)を抽出し、抽出した根拠となる箇所にアンダーラインを引き、Fターム(FI)を記入することと、この抽出したFターム(FI)をデータシートにマークするのが主な業務です。
(フリーワードと呼ばれるキーワードを併せて抽出する技術分野もあります。)
(2) 作業スケジュール及び納品
当財団が作成する作業スケジュール表に基づき自宅で作業し、所定の納品日(年8回程度の分割納品)に納品していただきます。なお、資料の発送及び納品に要する費用は、当財団が負担します。
(3) 謝金のお支払い
謝金(付与料金)は、各技術分野の技術内容、付与の難易度等を勘案し設定しており、 テーマによって異なりますが、1件(1公報)あたり900円から2,500円です。
Fターム(File Forming Term)とは
(1) 膨大な特許情報の中から必要な情報を機械検索するために、あらかじめ特許情報に付与しておく検索キ-のことです。
(2) Fタームは、国際特許分類(IPC)により区分される各技術分野の中で、当該技術分野における技術的観点(例えば、機能、構造、形式、用途、材料、製法等)及び文献検索上有用な観点を選び、これらを観点ごと細目に展開して作成したものです。
(3) Fタームは、通常、英字2桁(観点区分)と数字2桁(同一観点細目区分)の計4桁で構成されています。このFタームデ-タは、特許庁の審査業務のための検索用データベースとして使用されています。また、民間にも開放され、特許出願をする際の事前調査等にも使用されています。
FI(File Index)とは
国際特許分類(IPC)は、国際的に統一された分類として利用されていますが、その利用に当たって、我が国独自の技術がある場合、諸外国に比べて一段と進んでいる技術がある場合など、国際特許分類の展開をそのまま使用すると多量の特許文献が集中し、分類としての機能を果たすことのできないケースがあります。そのような技術分野に対応するため、わが国では日本の技術事情に対応した形で、国際特許分類の末尾に「展開記号」や「分冊識別記号」を付加し、細展開しています。そのような分類をFI(エフアイ:File Indexの略)と呼んでいます。
