
在宅勤務をバランスよく活用して疲労も軽減
有機化合物グループM.O.
2022年1月入団
製薬メーカー出身
- 転職におけるIPCCとの不思議な「縁」
- 大手製薬メーカーにて、長年研究業務に従事し、その後、同業他社に移籍しました。そこでも、研究一筋で頑張りましたが、会社都合により、50代半ばで転職先を探すことになりました。当時、IPCCどころか特許検索専門の仕事があることさえも知りませんでしたが、縁あってIPCCの紹介を受けました。特許検索という未知の分野での仕事には不安もありましたが、それまでの研究業務を通じて特許には少なからず関心があり、また、自分の研究キャリアも活かせることから、思い切って応募することにしました。入団してみると、職場には、元職の同僚や先輩が少なからず在籍していており、改めて不思議な「縁」を感じました。
- 入団後の仕事の立ち上げ
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入団後、直ぐに実務に必要な知識を習得するための育成研修(約2ケ月)を受講しました。緊張の日々でしたが必死に勉強して無事修了することができました。検索実務も、当初は試行錯誤の連続で続けられるのか不安な面もありましたが、3年目くらいになると業務の感覚が徐々につかめて自信が湧いてくるようになりました。そして、現在、入団して4年目になりました。特許文献検索は、宝探しのような側面があって、探していた文献の発見には達成感があり、また、検索結果は、特許審査に役立てられることから充実感もあります。また、特許文献を通じていろいろな発明者の考え方を理解するようになったことで、外部との接点が薄かった研究職時代に比べて自分の視野が拡がったように感じます。

- ワークライフバランスの充実
- IPCCでは、業務環境改善の一環として、在宅勤務の拡大にも取り組んでいます。現在、1週間のうち、在宅勤務2日、出勤3日のリズムでバランス良く仕事をしています。通勤時間が長いので、在宅勤務により体の負担が軽くなり、疲労を蓄積させずに仕事が続けられるようになりました。他方、出勤することで、気分転換が図れるともに、職場で同僚や上司との相談や情報の共有を図っています。また、出勤日を活用して、業務終了後に同好会の練習にも参加しています(IPCCには各種同好会がありますが、そのうちの一つである「アタゴスピリッツバンド」というアマチュアバンドでギターを担当しています。)。このように、IPCCでは、仕事のみならずプライベートでも楽しむことができて、IPCCに転職して本当に良かったと感じています。