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専門技術者

専門技術者の仕事とは

IPCCの専門技術者の仕事は大きく分けて「先行技術調査」と「分類付与」の2つです。
業務量としては「先行技術調査」業務が7~8割、「分類付与」業務が2~3割となります。

先行技術調査

「先行技術調査」業務は、これから特許権を取得しようとする特許出願について、同一または類似技術がないか調査を行う業務です。基本的に、特許庁とオンラインで接続されている特許文献検索システム(特実検索システム)を利用して、審査官と同じ環境で調査を行います。

「先行技術調査」業務は以下の流れで実施します。

先行技術調査1件の納品までの流れ

(1)
発明の内容の理解
調査対象案件の特許請求の範囲や明細書等を読み込み、発明の内容を理解します。
(2)
検索論理式の作成
「特実検索システム」を使用して、検索キー(FI、Fターム等)を使用して、先行技術文献を検索するための検索論理式を作成します。
検索でヒットした文献を1件ずつ確認し、調査対象案件と類似する技術文献を探し、この結果を検索報告書にまとめます。
(3)
調査業務指導者(主幹)による校閲
技術区分ごとに主幹と呼ばれる調査業務指導者がいますので、検索方針等、必要に応じ相談します。完成した検索報告書を調査業務指導者に提出し、チェックを受けます。
(4)
対話
特許庁を訪れて、担当審査官に対して、対面で調査結果を報告します。
対話では、客観的事実と個人の見解を明確にして報告することが必要です。
(5)
調査業務指導者によるチェック
対話終了後、すみやかに審査官からもらった受領書を調査業務指導者(主幹)へ提出し、決裁を受けます。
調査業務指導者(主幹)による決裁完了で、1件の先行技術調査が完了し、特許庁に検索報告書が納品されます。

分類付与業務

特許公報等に特許分類を付与する業務です。IPCCでは、公開前の特許出願にFI、Fタームを同時に付与する「一元付与業務」と、技術の進展に伴い、新たに作成されたFターム等を公開公報に再付与する「公開後解析業務」を行っています。

一元付与業務1件の納品までの流れ

(1)
案件の配布
出願案件が配布されます。(週1回)
(2)
分類付与
出願案件を読み、その内容にふさわしいFI、Fターム等を付与します。
出願案件によっては複数の技術分野の分類を付与する必要があり、その場合には他グループに分類付与を依頼することがあります。
(3)
調査業務指導者によるチェック
付与結果を調査業務指導者(主幹)へ提出し、決裁を受けます。
調査業務指導者(主幹)決裁が完了したら、納品手続きを行います。

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